8月20日 大阪医療問題研究会の例会に出席
2025.08.21お知らせ
大阪医療問題研究会で開催されている定例会に出席しました。
今回の定例会では2件の解決事例の報告がありました。
診療科は、呼吸器内科に関する事件と脳神経外科に関する事件です。
高齢者の呼吸管理に関連して、どのような記録が保存されているのか、通常のカルテ開示請求でも開示されるのか、保存は他のカルテと同様に意図的に削除しない限り保存されたままになるかなど、証拠集めに関する知見を深めることができました。
脳神経外科事案では、開示された手術の動画や映像、画像などをそもそもどうやって見るのか、という話がありました。
そして、代理人が理解するだけではなく、どうやれば裁判官にも理解してもらえるのか、どう説明すれば伝わるのか、そういった視点からも意見交換がなされました。
いずれの案件も裁判手続中に和解が成立しており、患者家族の思いにも応えた弁護活動がされていました。
今回の定例会で報告のあった高齢者に関する事案、呼吸器に関する事案、脳神経外科に関する事案を私自身も取り扱っており、相談もお受けしています。
ご自身やご家族が受けられた医療に困りごとや悩みごとをお持ちの方は、遠慮なくご連絡ください。